おいしいものを食べ歩くのにピッタリの春、グルメ天国・釜山の味が一つにまとまった。

 釜山市は釜山の食を伝え、釜山を訪れる国内外の観光客たちが手軽に活用することができるよう、飲食店やカフェなど代表的な名店184カ所を紹介するガイドブックを3月16日に発行した。

 「釜山の味」ガイドブックは、釜山で2002年アジア競技大会やサッカー・ワールドカップ韓日大会が開催されたのをきっかけに、観光客たちに釜山のグルメを紹介するため、初めて制作された。

 ガイドブックは韓・英版と中・日版の2バージョン、4カ国語で制作され、釜山のさまざまな名店のメニューや価格、位置、写真などの情報を収めている。

 店は区・郡や専門家たちの推薦を受け、審査を経て選定された。また、ガイドブックには区・郡別の名店案内だけでなく、釜山観光案内所や24時間観光通訳案内サービス、宿泊施設、文化観光解説士など、釜山の観光情報も収録されている。

 「釜山の味」ガイドブックは観光案内所や釜山観光公社、韓国観光公社などで見ることができ、釜山市文化観光ホームページでは電子書籍(E-book)として閲覧可能だ。

 釜山市の関係者は「釜山を訪れる皆さんに釜山のグルメを紹介し、情報を提供するために、釜山の味ガイドブックを発行した」とした上で「釜山を訪れる観光客たちにとって有用な資料になり、特に海外に配布することで釜山に対する関心を高めるきっかけになればうれしい」と語った。

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