【NEWSIS】未成年のチョン・ドンウォン君（13）を夜遅くまで収録に参加させたとして、オーディション番組『明日はミスター・トロット』（テレビ朝鮮）が物議をかもしている。

　『明日はミスター・トロット』側は13日、「チョン・ドンウォン君本人が、決勝戦の生放送に出演することを強く望んだ。3カ月間にわたり積み重ねてきた努力の結果が出る場であるだけに、チョン・ドンウォン君の父親もそれを受け入れた。父親の同意および立ち合いの下、番組に出演したものであり、家族の同意書も作成している」とコメントした。

　チョン・ドンウォン君は決勝戦に進出したトップ7の一人だ。決勝戦は12日午後10時から翌日午前1時まで続いた。

　大衆文化芸術産業発展法第22条2項によると、大衆文化芸術制作業者は午後10時から午前6時まで、15歳未満の青少年大衆文化芸術家から大衆文化芸術サービスを提供してもらうことができない。大衆文化芸術サービス提供日の翌日、学校が休みの場合には、大衆文化芸術家と親権者または後見人の同意の下、大衆文化芸術サービス提供日の夜12時まで、大衆文化芸術サービスを提供してもらうことができる。

　放送通信審議委員会は「青少年であるチョン・ドンウォン君が夜中まで続く『明日はミスター・トロット』決勝戦の生放送に出演したことで、多くの苦情が寄せられた。審議規定により、違反したかどうか是非を問う」とコメントした。

チェ・ジユン記者