CJ第一製糖が米国ニューヨークに開店した「bibigoポップアップ・レストラン」を広めるため、マンハッタンを走る「bibigo」店を誕生させた。

 CJ第一製糖は2月3日(現地時間)から2週間、マンハッタン中心部で「bibigoギョーザ」メニューをサンプリングした「bibigoフードトラック」を運営すると発表。営業場所は、ロックフェラーセンター付近をはじめ、ニューヨーク大学、ブロードウェイ、パークアベニューなど、サラリーマンやミレニアム世代が多い場所に決定した。

 メニューは、Kフードを代表する「bibigoギョーザ」に唐辛子みそソースを添えて提供。午前11字から午後3時まで、ランチタイムに営業し、さっと昼食を済ませるニューヨーカーたちがランチメニューとして楽しめるようにした。

 CJ第一製糖によると、2月5日にニューヨーク大学前で実施したイベントでは、1200人以上が「bibigoフードトラック」にやって来たという。食事をしたニューヨーク大学の学生は「20分も列に並んでギョーザを受け取ったほど、普段から韓国文化に関心があった」とした上で「コリアタウン以外で韓国料理を楽しめる空間ができてうれしい。ロックフェラーセンターにある店に行って、ほかのメニューも試してみたい」と語った。

 「bibigoポップアップ・レストラン」は、CJ第一製糖がニューヨーカーをターゲットとし、「bibigo」ブランドを中心に韓国の食文化を広めようと、戦力的に企画した食文化空間だ。代表的なKフードとして定着している「bibigoギョーザ」をはじめ、チャプチェ(春雨炒め)やタッカンジョン(甘辛ダレを絡めた鶏から揚げ)など、「bibigo」のメニューを活用したスナックメニュー7品のほか、のりスナックや唐辛子みそを販売する。

 CJ第一製糖は「bibigoポップアップ・レストラン」でメニューに関するテストマーケティングを実施し、消費者の反応を見た上で、韓国の食文化の世界化という戦略的ロードマップに適用する方針だ。アン・ヒョジンCJ第一製糖bibigoグローバルマーケtリング担当者は「ギョーザのイメージや『bibigo』のポップアップストアを知らせる案内などでラッピングされたフードトラックを通じ、ブランドや店の認知度が拡大すればと思う」とした上で「『bibigo』が米国東部エリアで領域を広げられるよう、ポップアップストア運営期間中、さまざまなマーケティング活動を展開する」と語った。

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