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巨済ジャングルドーム植物園、熱帯雨林の世界へ
慶尚南道巨済市にある韓国最大規模のドーム型ガラス張り温室植物園「巨済ジャングルドーム」がオープンから2週間で5万人を超える来園者を集め、地域の名所に浮上している。
1月17日にオープンした巨済ジャングルドームは事業費280億ウォン(約28億円)が投じられ、韓国最高の高さ(30メートル)、最大面積(4468平方メートル)で設計された。三角形のガラスおよそ7500枚をつなげ、卵を半分に切って置いたように丸みを帯びている。2月5日現在、来園者は5万1543人に達し、一日平均3480人が訪れている。
巨済ジャングルドームは生態池、芝生広場、便宜施設などとともに造成された巨済植物園の中核施設だ。室内には周囲3メートル、高さ10メートルを超えるアルストニア・スコラリスをはじめ、アキグミ、カナリーヤシ 、ストレリチア(極楽鳥花)、バオバブの木などおよそ300種、1万株余りの熱帯植物が小さなジャングルをなしている。室内の温度は22ー23度で、湿度70ー80%が維持されており、まるで熱帯雨林にやって来たようだ。照明で演出した光のジャングル、メディアファサードを活用したジャングルの動物などのコンテンツ、ドーム内の空中を横切るスカイウオークも見どころの一つだ。