【ロンドン聯合ニュース】韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が現代美術作家とのコラボレーションを行う。

 今回のコラボには英国の彫刻家、アントニー・ゴームリーやアルゼンチン出身のアーティスト、トマス・サラセーノなど世界的に有名なアーティスト22人が参加。5カ国の都市で多様な作品が公開される。

 14日(現地時間)英国・ロンドンではイベント「CONNECT,BTS」が世界で初めて開催された。「CONNECT,BTS」はBTSが国籍やジャンル、世代が異なるアーティストと共に行う現代美術展示プロジェクトだ。

 ロンドンから始まり、ドイツ・ベルリン、アルゼンチン・ブエノスアイレス、米・ニューヨーク、韓国・ソウルの5都市で3カ月にわたり進行される。

 「多様性に対する肯定」などBTSが追求する哲学を現代美術で表現した作品を同時多発的にリリースする。

 韓国では28日にソウル・東大門デザインプラザ(DDP)で展示プロジェクトが開幕する。英国出身のアン・ヴェロニカ・ジャンセンズが光と霧を利用した空間設置作品を展示する。韓国のメディアアーティスト、カン・イヨンはBTSのダンスから受けたインスピレーションを再解釈したプロジェクションマッピングを公開する予定だ。

 今回の展示を企画したイ・デヒョンアートディレクターは「多様性に対する肯定、中心ではない周辺部に存在する小さいものなどに対する希望など、BTSが追求してきた哲学や価値、現代社会に投げかけるメッセージを現代美術でさらに拡張するための歴史的な『共同展示企画』の成果」と説明した。

 この日ロンドンで公開された作品は「CONNECT,BTS」のウェブサイトで鑑賞することができる。

 一方、BTSの4枚目のフルアルバム「MAP OF THE SOUL:7」は2月21日午後6時に世界で同時公開される。リリースに先駆け、1月17日に同アルバムから先行シングルが公開される。

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