今年1年間、最も優れた活躍を見せたタレント・俳優を尋ねたところ、ドラマ『椿の花咲く頃』(KBS第2)主演のコン・ヒョジンとカン・ハヌルがそれぞれ支持率12.4%、12.0%で1位・2位になった。

 『椿の花咲く頃』はオンサンという小さな町に暮らす人々の日常と、その周囲で起こる連続殺人事件を描く物語で、最終回までハラハラドキドキさせるロマンスとサスペンスで視聴者をとりこにした。コン・ヒョジンはオンサンで暮らすシングルマザーのトンベクを、カン・ハヌルは猪突猛進的に求愛する警察官ファン・ヨンシクを演じた。

 3位に入ったコ・ドゥシムは支持率7.0%を獲得。コ・ドゥシムもまた『椿の花咲く頃』に出演。劇中、商人会長であり女手一つで息子3人を育てた強い女性クァク・トクスンを演じ、温かみのあるカリスマを見せつけた。

 4位はパク・ボゴムで支持率5.0%を得た。パク・ボゴムはドラマ『ボーイフレンド』(tvN)でキム・ジニョクを熱演。以下、コン・ユとチョン・へインが同率5位(4.7%)に入った。コン・ユは今年新作はなかったが、昨年に続き今年もTOP10入りを果たした。一方、チョン・へインは今年ド、ラマ『ある春の夜に』(MBC)に出演した。

 そのほかイ・ジウン(4.2%)、ヨム・ジョンア(3.9%)、キム・スミ(3.2%)、イ・スンギ(3.0%)、チェ・ブラム(3.0%)らの名前が上位にランクインした。

 ここ数年間にわたり、「今年の映画俳優」部門では上位を男優が占めているが、ドラマでは女優の存在感が大きい。また、今年は地上波放送局のドラマ『椿の花咲く頃』のキャストが上位を占めたが、昨年に続き今年も若い世代まで網羅する話題性の面では、tvNを筆頭に地上波放送局以外のドラマが善戦した。

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