仁川港の年間利用者数が6年ぶりに200万人を突破した。

 仁川港湾公社は12月24日午後、仁川港国際旅客ターミナルを通じて入国した今年200万人目の利用客と記念イベントを開催。年間利用者数が200万人を超えたのは6年ぶりで、前年の179万人に比べ12%増加した。

 仁川港を通じた旅客船の利用は、大きく分けてクルーズ、国際カーフェリー、沿岸旅客の3種からなる。このうち今年のクルーズは1万2000人余りで、2012年の約6500人以降、最も少ない。国際カーフェリーの旅客数は、前年に比べ20万人以上増加し、100万人を突破した。また、近くの島を行き来する沿岸旅客も99万人で、前年比およそ5%増えた。

 国際カーフェリーは仁川と中国10都市を結んでいる。今年100万8271人が利用し、2011年に104万3230人を記録して以来、8年ぶりに100万人を超えた。仁川港湾公社の関係者は「終末高高度防衛ミサイル(THAAD)報復による中国人の韓国への団体旅行禁止措置が緩んだ面もあるが、中国・青島、丹東などに出掛ける韓国のツアー客が増えたのも大きな要因の一つ」と語った。同関係者はまた、「来年6月に新国際旅客ターミナルがオープンしたら、仁川港旅客ターミナルがよりいっそう活性化するものと期待している」とコメントした。

仁川=コ・ソクテ記者

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