【edaily】女優シム・ウンギョンが日本の映画祭で最優秀新進女優賞を受賞した。

 日本映画『新聞記者』 に出演したシム・ウンギョンは、11月17日に東京都多摩市で開催された第11回TAMA映画賞授賞式で最優秀新進女優賞を手にした。受賞作および受賞者は、TAMA映画フォーラム実行委員(市民ボランティア)の合議により選考される。毎年、国内外の話題作を中心に映画を上映するとともに、監督やキャストらをはじめ多彩なゲストを招待し、トークイベントなどさまざまなプログラムが実施されている。

 主催者側はシム・ウンギョンの受賞理由について「『新聞記者』でシン・ウンギョンさんが見せた演技力は、言語や思想を超越し、見る人を作品の中に強く引き込み、初めて出演した日本映画で鮮明な印象を残した」とした上で「今後の彼女の歩みが非常に期待される」とコメントした。

 『新聞記者』は、日本の政界で繰り広げられた政治スキャンダルを基に、国家とジャーナリズムの裏側を痛烈に批判した作品。シム・ウンギョンは劇中、権力の闇を暴いていく若手女性記者・吉岡エリカ役を演じた。

 シム・ウンギョンは「普通は一度しかないような経験を、私は二度も経験することができ、それだけでも感謝の気持ちしかないのに、賞までいただき感慨無量だ」とした上で「周囲のたくさんの皆さんにただ支えられ、足りないところも多い私ができる限りのことを一生懸命にやったのだが、言葉では言い表せないくらい、本当にうれしい」とコメントした。

パク・ミエ記者

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