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拡大する韓国コーヒー市場、2020年のキーワードは「H.E.R.O.」
コーヒーなしに暮らせない人たちのことをさす「コーヒーサピエンス(コーヒーとホモサピエンスの合成語)」という単語が生じるほど、韓国人にとってコーヒーは日常化している。来年にはどんなキーワードがコーヒー消費市場をリードしていくのだろうか。
コーヒー専門の見本市「ソウルカフェショー」が2020年のコーヒー産業のキーワードとして「H.E.R.O.」を挙げた。2020年コーヒー産業のキーワード「H.E.R.O.」は、「Hospitality(接客サービスの高度化)」「Engagement(コーヒーに価値を与えたコミュニティーの拡散)」「Retreatment(治癒の空間)」「Openness(生産過程の透明性)」の頭文字を組み合わせた単語だ。
「HERO」は英雄、主人公などを意味する単語で、「第18回ソウルカフェショー」のメッセージである「あなたが主人公です」と同じ意味を持ち、急変する産業の環境の中でもコーヒー産業と文化をリードする「構成員」にスポットライトを当てる。
今回のコーヒー産業のキーワードは、11月7日から10日までソウルカフェショーに参加する40カ国・地域、およそ3500ブランドの動向を分析した結果によるものだ。ソウルカフェショーは毎年コーヒー産業の展望をキーワードとして発表しており、業界に従事する人や起業を考えている人にとって道しるべ的な役割を果たしてきた。
ソ・ミヨン記者