【竜仁聯合ニュース】韓国男性グループBIGBANG(ビッグバン)のメンバー、SOL(ソル)さんとD-LITE(ディライト)さんが10日、兵役のための軍服務を終えて除隊した。ソウル近郊、竜仁の陸軍司令部前にはファン300~400人や報道陣が集まった。また、付近の別の場所にはファン1000人ほどが待機し、除隊を祝うイベントを行った。
 SOLさんとD-LITEさんは昨年3月に現役兵として入隊。それぞれ北朝鮮との軍事境界線に近い江原道・鉄原、同道・華川の部隊で服務した。2人が服務していた部隊は致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラのウイルスが検出された場所に近かったことから、除隊に合わせてファンや報道陣が集まることを予想し、ウイルス拡散防止と安全の観点から別の部隊から除隊することになった。
 今後の活動について報道陣から質問されると、SOLさんは「多くの知恵が必要だと思う。一生懸命悩んで、メンバー同士で意見をまとめて、皆さんにきちんとした姿で恩返ししたい」と力を込めた。
 2人が除隊したことで、BIGBANGのメンバー4人全員が兵役を終えた。リーダーのG―DRAGON(ジードラゴン)さんは先月除隊し、T.O.P(トップ)さんは7月に社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)の服務を終えた。 
 大手芸能事務所YGエンターテインメントの全盛期を築いたBIGBANGのメンバーがそろったことで、今後の活動に関心が集まる。ただ、元メンバーのイ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)さんや同事務所創業者の梁鉉錫(ヤン・ヒョンソク)さんが売春あっせんや常習賭博などの疑いで警察の捜査を受けるなど、YGエンターテインメントやBIGBANGのイメージが大きく傷ついており、SOLさんの「多くの知恵が必要」との言葉は厳しい現状を意識した発言と受け止められる。

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