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生まれ変わったソウル・ノドゥル島、「音楽の島」に
ソウルで9月28日、ノドゥル島がオープン。ノドゥル島は、竜山と鷺梁津を結ぶ漢江大橋をかける過程で砂浜の上に土手を設けてつくられた人工島だ。1960年代までは、市民たちが水遊びやスケートをして遊んでいた都心の公園だった。遊園地、オペラハウス、漢江芸術島など開発事業が推進されたが、たびたび白紙化され、半世紀にわたり放置されてきた。
しかし2019年、ノドゥル島は自然生態の森と複合文化空間が共存する音楽の島としてよみがえった。中心となるのは大衆音楽専門公演場であるライブハウスが入った音楽複合文化空間。延べ面積9747平方メートル規模の建物にはライブハウスのほかノドゥル書架(書店・図書館)、Nテーブル(音楽文化空間)、植物島(植物工房)などができる。音楽公演だけでなく、本やファッション、マーケット、食飲料などを1カ所で楽しむことができる。野外にはおよそ3000平方メートルの芝生に覆われた公演場「ノドゥル広場」がある。公演のない日にはレジャーシートを広げ、ピクニックを楽しむのにもピッタリの場所だ。
ノドゥル島は竜山からノドゥル駅方面に向かうバスに乗ってノドゥル島停留所で下車するか、漢江大橋の歩道に沿って
5-10分ほど歩いていくことができる。駐車はできない。最寄りの地下鉄駅は9号線ノドゥル駅だ。9月28日からは二村ナル、汝矣ナルなどから水上タクシーを利用することもできる。ノドゥル島オープン関連公演やイベント、参加プログラムなどはノドゥル島のホームページでチェックすればよい。
カン・ジョンミ記者