【STARNEWS】俳優ユ・ヘジン(49)が、映画『鳳梧洞の戦い』が日本不買運動など最近の時局の影響を受ければいいとは思わない、と語った。

 ユ・ヘジンは7月31日午前、ソウル市三清洞のカフェで、映画『鳳梧洞の戦い』(ウォン・シンヨン監督)のラウンドインタビューに臨んだ。

 『鳳梧洞の戦い』は1920年6月、死の谷へ日本の正規軍を誘い込み、初の勝利を挙げた独立軍の戦いを描いた映画。

 このところ日本の輸出規制措置により、日本不買運動が拡大している。現在の時局と合致し、『鳳梧洞の戦い』も同時に注目を集めている。

 ユ・ヘジンはこの日、時局に関して慎重な立場を明かした。ユ・ヘジンは「少し息苦しさを感じる状況。そういうところから見ると、『鳳梧洞の戦い』は、痛快さを感じることができるのは確実」と語った。

 ユ・ヘジンは「今はそのような状況だから“『鳳梧洞の戦い』が(時局の)影響を受ければいい”とは、思わない。映画は映画そのものの力で見るのが正しいと思う」と説明した。

 ユ・ヘジンは「5年前から今のことを考えて作りはしなかった。『鳳梧洞の戦い』は、犠牲になった祖先、名もなき独立軍のことを考えようというもの。私たちの映画を通して、その方々が強く守ってきた姿を見ながら、『もっと大切なんだな』ということをたくさん感じることができるように思う」と伝えた。

カン・ミンギョン記者

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