「17回目の寄贈」

 【STARNEWS】光復節74周年と大韓民国臨時政府樹立100周年を迎え、女優ソン・ヘギョと誠信女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が意気投合し、中国・重慶の大韓民国臨時政府庁舎に案内書1万部を寄贈した。15日に徐教授側が明らかにした。

 徐教授によると、今回の案内書は韓国語と中国語で製作され、訪問前にあらかじめダウンロードして確認できるよう、今年初めにオープンした「韓国の歴史」ホームページでも合わせて公開しているという。

 案内書は重慶の大韓民国臨時政府に関する全般的な事項や大韓民国臨時政府の移動経路が紹介されており、韓国光復軍創設や活動などが全面カラーで分かりやすく説明されている。

 今回の企画をした徐教授は「今年の大韓民国臨時政府樹立100周年を記念して、杭州臨時政府庁舎の案内書をまず寄贈し、光復と環国(帰国)の準備をしていた重慶臨時政府庁舎にも寄贈した」と語った。

 また、「今回でソン・ヘギョさんと一緒に案内書を発刊するのは17回目となった。韓流スターとして国にどのように貢献できるかを示す、本当に良い先例を作ってくれている」とも言った。

 今年は二・八独立宣言100周年で東京に案内書1万部を寄贈した。三・一運動100周年ではオランダ・ハーグの李儁(イ・ジュン)烈士記念館にハングルの大型看板や展示案内板を寄贈した。

 これについて徐教授は「海外に残っている独立運動遺跡保存の状況はあまり良くない。我々がより多くの関心を持って遺跡を頻繁に訪れることだけが、他国に残っている独立運動遺跡を守っていける最高の方法だ」と強調した。

コン・ミナ記者

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