トラベル
海上タクシー&海上バスで釜山の名所をめぐろう!
釜山の主要観光スポットを船で結ぶ海上タクシーと海上バスが導入される。
釜山市は海上タクシーの運航距離を制限する海上規制が間もなく緩和されるものと見て、導入を本格化することにした、と8月8日に発表。これに先立ち、行政安全部(省に相当)は海の湾区域を行き来する渡し船の運航距離の制限をなくす遊船および渡し船事業法施行令の一部改正案を立法予告。現行法によると、海上タクシーなどは3.7キロ以上運航することができない。
釜山市は海岸エリアの西区岩南港、中区南港、中区北港、影島区影島湊、南区竜湖湾、水営区南川・民楽港、海雲台区椿島など、八つの船着き場を活用し、海上タクシーや海上バスの路線を設ける計画だ。釜山市海洋レジャー観光課は「短くは民楽港-椿島間、長くは中区沿岸旅客ターミナルー海雲台・尾浦間など、さまざまな路線を検討中」とした上で「海上タクシーは2-10キロの路線を、海上バスはそれよりも長い区間を運航することになるだろう」とコメントした。海上タクシーが運航されるようになると、現在の陸地での通勤時間基準で30分かかる民楽港-椿島区間は8分に、岩南港-影島船着き場は53分から32分へと、20分以上短縮される見込みだ。
海上タクシーの実際の運航は早ければ2021年ごろ可能になるものとみられる。導入に先立ち、海洋水産部、釜山港湾公社、海洋警察など、関連機関との協議を経なければならない。