グルメ
暑い夏にピッタリ! 韓国でスイカを使ったドリンクが人気
日中の最高気温が33度を上回る猛暑が続いている中、暑さをやわらげてくれるスイカを使ったさまざまな新ドリンクが相次ぎ登場している。
台湾茶・台湾ティーを扱う「貢茶(Gong cha)」は今夏、代表的メニューとして「スイカクラッシュ」を売り出した。
貢茶のスイカクラッシュは、プレミアム・ジャスミン・グリーンティーにスイカを加え、ほかとは違う味を実現。これに、スイカの種の形をしたチョコボールをトッピングし、まるでカットされたスイカを思わせるようなビジュアルが目を引く。ドリンクに加えられた歯ごたえのあるチョコボール・トッピングは好みに合わせて追加することができ、もちもちした食感が好きなら、タピオカやココナッツをトッピングに加えてもよい。
一方、コーヒー・チェーン店「HOLLYS COFFEE」は本格的な夏を迎え、「スイカ・キウイ・スムージー」を発売。スイカを搾汁して使っており、生のスイカを食べているような味がし、暑い夏にさわやかな味を楽しむことができる。ドリンクの底にはダイスカットされたソフトなキウイが入っており、見た目はスイカを思わせ、食べる楽しみだけでなく見た目の楽しみもある。
「JUICY」は、1980-90年代に香港映画で活躍した俳優チョウ・ユンファをオマージュしたニュートロ(ニュー+レトロ)の感性を生かしたフルーツポンチメニュー「ミルキースイカ」を売り出した。ミルキースイカは炭酸飲料とスイカ、牛乳で味を出し、スイカを含む3種のフルーツが入ったフルーツポンチ。老若男女問わず、さまざまな年齢層の顧客がいつでもどこでも、楽しく手軽にスイカ入りフルーツポンチを楽しめるよう、開発されたメニューだ。
スムージー・チェーン店「Jamba Juice(ジャンバ・ジュース)」は、旬のフルーツであるスイカの新鮮さを味わえる「リアルスイカジュース」と「スイカクラッシャー」を売り出した。リアルスイカジュースは甘いスイカのさわやかな感じを生かしており、スイカクラッシャーはシャキシャキした食感が生きているスイカ飲料で、のどの渇きを癒してくれる。
ファストフード・チェーンの「ロッテリア」も、新商品としてタイのジュース「テンモーパン」を発売。テンモーパンは、一日1杯飲めば夏バテしないとされるタイの代表的ドリンクで、スイカ本来の味を楽しめる。
貢茶コリアのマーケティング関係者は「夏を代表するフルーツとして愛されているスイカは90%が水分からなり、体内の熱を冷ましてくれる効果があることから、暑さに疲れた消費者にいつも人気がある。今夏はティー飲料とスイカの組み合わせ、タイのスイカジュースなど、食飲料業界で挑戦的な新商品が相次ぎ登場しており、消費者たちの心をわしづかみするものとみられる」とコメントした。
キム・ギョンヒ記者