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三陟に隠れた絶景アリ! 見どころ多数の草谷竜窟燭台岩道
江原道三陟市の海岸の絶景を歩きながら鑑賞できる道ができた。
三陟市は草谷港と竜窟を結ぶ総延長660メートルの「草谷竜窟燭台岩道」が開通した、と18日に発表。事業費としては国費30億ウォン(約3億円)を含め予算93億ウォン(約9億3000万円)が投じられた。ここはこれまで陸上からアクセスするルートがなく、一般人の出入りが規制されていた。
草谷港は襄陽郡の南涯港と江陵市の深谷港と合わせ、3大美港に挙げられる。1992年のバルセロナ・オリンピック(スペイン)の男子マラソンで金メダルを獲得し、「モンジュイックの英雄」と称される黄永祚(ファン・ヨンジョ)の故郷だ。「竜が昇天した」という伝説が言い伝えられている草谷海岸は、小さな漁船が通れるほどの草谷竜窟や燭台岩・獅子岩・亀岩・ピラミッド岩など、見事な奇岩怪石が多い。「三陟の海金剛」とも呼ばれている。道に沿って展望台3カ所、広場4カ所が整備されている。長さ56メートルの吊り橋もある。
草谷竜窟燭台岩道は無料で通行できる。夏季(3-10月)は午前8時から午後6時まで、冬季(11-2月)は午前9時から午後5時まで開放される。キム・ヤンホ三陟市長は「草谷竜窟燭台岩道は近隣の海上レールバイクや海上ケーブルカー、荘湖港漁村体験村、海神堂公園とともに観光客に愛されるものと期待している」と語った。
三陟=チョン・ソンウォン記者