夏を迎え、韓国民俗村が7月6日から8月25日にかけて、夏のイベント「あの年、田舎の夏」を開催する。今回のイベントは、民俗村でしか楽しめない異色のスイカ荒らし体験をはじめ、噴水遊び場、スイカグルメなど、夏の暑さを吹き飛ばすようなプラグラムが盛りだくさんだ。
 韓国民俗村で代表的な体験として人気を集めている「エキサイティング・スイカ荒らし」は、2年ぶりにアップグレードして帰ってきた。涼しげな水が流れる障害物セットで、スイカを盗んで逃げる観光客と村の里長(自治会長に相当)キャラクターによるスリルあふれる追撃戦が繰り広げられる。四方から発射される水、あちこちに設置された障害物が、見る人を楽しませてくれる。

 子どもたちが水遊びを楽しめるエリアも設けられる。遊び村にある「バブル噴水遊び場」には大型の噴水が設置され、子どもたちに人気満点のしゃぼん玉もひっきりなしに飛び出す。噴水のすぐ横には、氷のように冷たい水が雨のように降り注ぐクーリングフォッグゾーンもある。
 夏を代表する果物スイカを好みに合わせて楽しめる「田舎商会」もオープン。タイの人気ドリンク・テンモーパンを思わせるスイカジュース、刺激的な炭酸に甘みが加わったスイカポンチ、雪の華のようにひんやりしたスイカかき氷など、スイカを使って作られたメニューがたくさんある。

 なお、同じ期間に朝鮮王朝時代の村では、先祖たちによる一風変わった避暑方法が紹介される。実学者・丁若鏞(チョン・ヤギョン)の「消暑八事」に記されているソンビ(学者・文人)たちが暑さに打ち勝つための方法である五目並べ、漢詩作文、弓道などを体験しながら暑さを克服してきた先祖たちの知恵を学ぶ。避暑体験をしっかり味わいたかったら、山神霊のキャラクターと五目並べをして負けた方が水を浴びせられる対決「神の一手」がオススメだ。
 夏のお出掛け費用を抑えられる割引プロモーションもさまざまだ。一緒に訪れる家族が多ければ最大46%割引可能な、ファミリー・バカンス・プロモーションが代表的。それだけでなく、同じ学校の友人同士で行った場合には最大43%、雨の日は最大41%割り引かれるなど、幅広い恩恵を受けられる。

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