ビビンバは食材によって新しい味を感じられ、作るのも簡単なことから、韓国人が好きな韓国料理の一つに挙げられる。
 最近では食品業界が一風変わった食材を使ったビビンバを売り出し、多様で新しい味のビビンバを求める消費者のハートをキャッチしている。
◆沿岸食堂「ワタリガニ・ビビンバ」

 外食企業ディディムが営む海鮮専門店「沿岸食堂」は、ワタリガニをメーン食材として使った「ワタリガニ・ビビンバ」を売り出した。沿岸食堂の「ワタリガニ・ビビンバ」は、たれを絡ませたワタリガニの身をごまやごま油とともにご飯にのせ、混ぜて食べるメニューで、辛さとカニ特有の食感を感じることができる。特に、一緒に提供されるのりで包んで食べてもおいしく、顧客らの反応は上々だ。顧客らの反応がとてもよく、「ワタリガニ・ビビンバ」は登場するやいなや、沿岸食堂を代表するメニュー「ハイガイ・ビビンバ」の後に続くメニューとして定着している。
◆ハンソッ弁当「イイダコ・サムギョプサル・ビビンバ」

 弁当専門フランチャイズのハンソッ(同じ釜の意)弁当は、季節限定メニューとして「イイダコ・サムギョプサル(豚バラ肉の焼き肉)ビビンバ」を売り出し、人気を集めている。今回の新メニューは、丸々した旬のイイダコと相性のよいサムギョプサルを組み合わせたもので、カプサイシンが添加されていないソースで辛さを出し、味でもヘルシーさでも顧客を満足させている。イイダコとサムギョプサルがたっぷり入っているだけに、腹持ちがよく、団体用弁当としても遜色がないということで、注目を集めている。
◆イーマート24「若大根ビビンバ」

 イーマートが営むコンビニエンスストア、イーマート24は、夏季に人気の食材として知られる若大根のキムチを使った「若大根ビビンバ」を売り出した。今回発売された「若大根ビビンバ」は、若大根キムチのほかキノコやズッキーニなど、さまざまなナムルが入っており、ごま油と唐辛子みそを別途添え、好みに合わせて風味を楽しめるようにしたのが特徴だ。

ホーム TOP