ほかの俳優たちは?

 韓流をリードする俳優たちの除隊ラッシュが始まった。3月と4月だけでZE:Aイム・シワン、チ・チャンウク、チュウォン、イ・ミンホが軍服を脱ぎ、5月にはカン・ハヌル、7月にはキム・スヒョンが除隊する。ビジュアルだけでなく演技力でも人気の俳優たちが芸能界に復帰するとあって、多くのファンから期待が寄せられている。ここに、除隊する韓流スターたちの次回作に関する情報をまとめて紹介しよう。

■チ・チャンウク、tvN『私を温めて』決定 「ロマコメ達人」帰還

 チ・チャンウクが「ロマコメ(ロマンチック・コメディー)達人」として戻ってくる。除隊後の復帰作としてtvNドラマ『私を温めて』(ペク・ミギョン脚本、シン・ウチョル演出)への出演が決まっているのだ。

 今年下半期放映予定の『私を温めて』は24時間冷凍人間プロジェクトに携わった男女が謎の陰謀により20年後に目覚めるというストーリーだ。

 チ・チャンウクが演じるのは冷凍人間になった20年後に目覚めるテレビ局の芸能局人気プロデューサー、マ・ドンチャン役。本人が制作した番組「冷凍人間プロジェクト」に直接参加することになったマ・ドンチャンは、24時間だけ冷凍状態になった後に目覚める予定だったが、実際に目が覚めてみると20年が経過していた。このため、周囲の人々が全員20歳年を取った中、1人だけ老けずに完ぺきな身体能力とビジュアルを保ったままとなる。まるではく製のようになったマ・ドンチャンは同じ境遇の女性と出会い、ロマンスを繰り広げる。

■イム・シワン、映画からもドラマからもラブコール

 3月27日に満期除隊したイム・シワンも話題だ。除隊直前にOCNドラマ『他人は地獄だ』への出演を決め、除隊後にクランクインした。今年下半期に放映される『他人は地獄だ』は、地方出身の青年ユン・ジョンウが上京、考試院と呼ばれる簡易宿泊所で暮らすことになって繰り広げられるエピソードを描く。イム・シワンは主人公ユン・ジョンウ役で、原作のウェブ漫画とのシンクロ率が期待される。

 イム・シワンはさらに、今年初めに映画『ボストン1947』への出演もオファーされた。『ボストン1947』は第二次世界大戦後初めて行われた国際マラソン大会である1947年のボストン・マラソンに出場した韓国人選手たちの物語。イム・シワンは韓国人初のボストン・マラソン出場者で優勝した徐潤福(ソ・ユンボク)役をオファーされたとのことだ。

■カン・ハヌル、『椿の花咲く頃』でテレビドラマ復帰

 5月23日除隊のカン・ハヌルはKBS第2の新ドラマ『椿の花咲く頃』への出演を決めている。カン・ハヌルの相手役には女優コン・ヒョジンの名前が挙がっている。2人が『椿の花咲く頃』の出演を決めれば、久しぶりのテレビドラマ復帰となる。

 『椿の花咲く頃』は主人公とその仲間たちや周囲のさまざまな人々を描く生活密着型ロマンスで、今年下半期に放映される予定だ。

■チュウォン、キム・スヒョン「次回作を検討中」

 2月5日に除隊したチュウォン、7月除隊予定のキム・スヒョンはまだ次回作が決まっていない。

 以前、インターネット放送「NAVER V LIVE」を通じてファンと対面したチュウォンは「次回作は引き続き検討中。多くの方々が来てくださって、僕も感謝しています。台本を読んで、会議をしています。除隊後初の作品だからプレッシャーはあるけど、慎重に選び、素晴らしくて面白い作品で皆さんにお会いしたいと思いながら検討しているところです」と語った。

 キム・スヒョンの関係者も「次回作を検討中」と話している。まだキャスティングが取りざたされている作品は挙がっていないが、人気俳優たちがどのような作品で復帰するか、世界各国のファンたちから関心が寄せられている。

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