女性アイドルグループTWICEのメンバー、サナが最近日本の新元号について言及したことをめぐり物議をかもしたことについて、心境を打ち明けた。

 TWICEは26日午後、ソウル市松坡区のKSPOドーム(旧オリンピック体操競技場)でワールドツアー「TWICELIGHTS」ソウル公演を開催。

 サナはこの日、公演を終えた後、「私はもともとあれこれ考えてしまう性格なのだが、最近本当にたくさんのことを考えるようになった。以前はたくさんの人から愛されるということがどういう感じなのかまったく分からなかったけれど、今はたくさんの人から愛をいただくということがどれほど大きく、どれほど責任あることなのか知った」と語った。

 さらに「本当に私のことを愛してくださっている分、私が大切にしなければならないのだが、私は最近それができていなかったように思う」と告白。

 サナは「何か言葉を発するたびに、本当に人によって性格も違うし、考え方も違うのだから、どのように受け止められるか分からない。何かを言うとき、そんな意図ではなかったとしても、たくさんの人たちを失望させてしまうこともある」とした上で「ONCE(TWICEの公式ファンクラブ名)が心配してくれているのも知っているけれど、私はあのとき、今ほど分かっていなかったようだ。あのとき、とにかくいろいろなことを考えたときは、『私の目の前からONCEが消えてしまったらどうしよう』と思い、前を見るのがとても怖かった」と振り返った。

 また、サナは「あのとき私の目の前で、普段にも増して頼もしい表情で見つめてくれた皆さんの顔を見て、『私がもっと強くなるべきだ。ONCEを最後まで私が守らなければいけない。こうして私を守ってくれようとしているONCEを、私が本当にもっと守らなければならない』と思った」と語った。

 なお、サナは4月30日、TWICEの写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に、日本で平成が終わり令和時代が始まったことについて、個人的な感情をつづり、物議をかもしていた。

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