【水原聯合ニュース】韓国人気グループJYJのメンバーで俳優としても活動するユチョンさん(32)の体毛から薬物の陽性反応が出たと報じられたことを受け、ユチョンさんの弁護士は25日、「薬物を使用しなかったという依頼人(ユチョンさん)の立場には変わりない」と述べた。

 ユチョンさんは薬物を使用した疑いがもたれている。事件を捜査している京畿南部地方警察庁は23日、ユチョンさんの体毛から覚せい剤の成分が検出されたという国立科学捜査研究院の検査結果などを基に、ユチョンさんに対する事前拘束令状請求を検察に要請。水原地検は同日、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で水原地裁に事前拘束令状を請求した。同令状は逮捕状の請求前に容疑者の身柄を確保できるようにするためのもので、令状の発付可否を決める審査は26日に水原地裁で行われる予定。
 ユチョンさんの弁護士は「国立科学捜査研究院の検査結果は否定できない事実」としながらも、「審査まであまり時間はないが、(薬物を使っていないにもかかわらず)どうやって覚せい剤が体内に入り、国立科学捜査研究院の検査で検出されるに至ったのか、調べている」と述べた。
 ユチョンさんは今年2~3月、元交際相手のファン・ハナ容疑者(薬物を使用した容疑で逮捕・送検済み)と3回にわたり覚せい剤を購入し、その一部を5回に分けて使用した疑いが持たれている。ユチョンさんは自身の使用疑惑が取り沙汰されると、記者会見を開いて身の潔白を主張。警察の取り調べにも容疑を否認してきた。 
 ファン容疑者は大手乳業会社・南陽乳業創業者の孫。ユチョンさんは2017年4月、ファン容疑者と結婚すると発表したが、翌年破局している。

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