俳優チェ・ミンスが、「あおり運転」の罪について、事実と異なると主張した。

 ソウル南部地裁刑事3単独部は12日午前11時、特殊脅迫、特殊財物損壊、侮辱などの罪で起訴されたチェ・ミンスの初公判を開いた。

 同日午前10時40分に姿を現したチェ・ミンスは「この場にこうして立つに至ったことについて、つつしんで申し上げたい。私もまた心苦しい」と心境を告白した。

 続いて「私にかけられたあらゆる嫌疑について、絶対に事実と異なると申し上げたい。法廷で、良心の法に基づき徹底して是非を争う」と付け加えた。

 先にチェ・ミンスは昨年9月17日午後1時、ソウル市汝矣島の路上で前を走っていた車を追い越した後、突然急ブレーキをかけた疑いが持たれている。前の車の女性ドライバーを侮辱した疑いも持たれている。

 これについてチェ・ミンスは、検察で「前の車が車線をまたいで走り、進路を妨害するので車を停めた」という趣旨の供述を行ったといわれている。被害を受けた車は、急ブレーキをかけたチェ・ミンスの車を避けられず数百万ウォン(100万ウォン=現在のレートで約9万8000円)台の修理費が生じ、チェ・ミンスを告訴した。この事件を捜査したソウル南部地検は今年1月末、チェ・ミンスを在宅起訴した。

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