K-POP
「プロデュース101」が日本進出 過去最大規模のオーディション開催へ
【ソウル聯合ニュース】韓国の総合コンテンツ大手、CJ ENMが運営する音楽専門チャンネルMnetのアイドル発掘番組「プロデュース101」が日本に正式進出することが、11日分かった。
Mnetによると、日本版「プロデュース101」は吉本興業とCJ ENMが共同制作し、今年10月に日本で放送がスタートする予定だ。
両社は11日午前、東京で「プロデュース101ジャパン」発表記者会見を行い、出演者の募集を開始した。今回のプロジェクトは日本のオーディション番組史上最大規模で、「国民プロデューサー(視聴者)」の投票を100%反映してデビューするメンバーが決まる日本初の試みとなる。
この日の会見には、国民プロデューサーの代表としてお笑いコンビのナインティナインが出演した。
番組を通じて選ばれたメンバーは11人組ボーイズグループとして2020年にデビューし、CJ ENMの韓流文化イベント「KCON」や音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」のほか、吉本興業のグローバルネットワークを活用した大規模イベントに参加し、世界で活躍するグループに育てる計画だ。
「プロデュース101」シリーズは、16年にガールズグループのI.O.I(アイオーアイ)を輩出したシーズン1、17年に男性グループ、Wanna One(ワナワン)を誕生させたシーズン2を通じてK―POP市場に新たな文化を創出した。
昨年には日本のAKB48のシステムと組み合わせた「プロデュース48」を韓国と日本で同時放送し、両国で話題を呼んだ。番組から誕生した12人組ガールズグループのIZ*ONE(アイズワン)も活発に活動している。
これに続き、韓国では来月3日からシーズン4となる「プロデュースX(エックス)101」が放送される予定だ。男性グループを選抜する今回の番組には、国民プロデューサー代表として俳優のイ・ドンウクが出演する。
Mnetは、「プロデュース101」シリーズが世界2位の音楽市場を持つ日本に本格的に進出することで、放送と音楽市場を股にかける韓国コンテンツの影響力に期待するとコメントした。