江原道で発生した大規模な山火事の被害者に対しスターたちの寄付が相次ぎ、一般市民にも輪が広がっている。

　4日に江原道高城郡で発生した山火事は強風により束草市などへと広がった。政府は5日午前9時、江原道高城郡、束草市、江陵市、東海市、麟蹄郡一帯に国家災難事態を宣言した。

　被害規模が拡大している中、スターたちは3日連続で寄付をしており、被害者の支えとなっている。「希望ブリッジ全国災害救護協会」が7日に明らかにしたところによると、元Wanna Oneのオン・ソンウ、女優ハン・ヒョジュ、カン・ソラ、モデル・タレントのハン・ヘジンが山火事の被害復帰のために寄付を寄付したという。

　ハン・ヘジンは3000万ウォン（約300万円）、ハン・ヒョジュとカン・ソラはそれぞれ2000万（約200万円）ウォン、オン・ウソンは1000万ウォン（約100万円）を寄付した。

 

　希望ブリッジ関係者はイーデイリーの取材に「多くのスターたちが救援物資を支援したり、復旧のために使用したりするように寄付をしてくださっている。このニュースが伝えられ、芸能人ではなく市民の方々積極的に寄付に加わってくださっている。大きな力になると確信している」と語った。

　これまでにも多くのスターたちが寄付をしてきた。歌手・女優IU（アイユー）は「緑の傘子ども財団」に1億ウォン（約1000万円）、江原道出身のSUPER JUNIORキム・ヒチョルは江原社会福祉共同募金会の「愛の実」を通じて3000万ウォン（約300万円）を寄付した。歌手PSY（サイ）は希望ブリッジに1億ウォン（約1000万円）、俳優としても活動している2PMのジュノも希望ブリッジを通じて3000万ウォン（約300万円）寄付した。

　このほかにも俳優イ・ビョンホン＆女優イ・ミンジョン夫妻、脚本家キム・ウンスク、ソン・ジュンギ、キム・ウビン、ユン・ジソン、ファン・グァンヒ、キム・ウビンら多くの芸能人が被災者のため立ち上がり、自発的に募金に参加している。スターたちの「寄付リレー」はしばらく続くものと思われる。