春を迎え、美しい花や海岸の絶景を楽しめる島に出掛けてみてはいかがだろう。海洋水産部(省に相当)が「春に行きたい、花より美しい島」というテーマで春にオススメの島7カ所を選んだ。

 桜、椿、ツツジ、水仙、菜の花などを海のそばで眺めることができる島はどこだろう。

【春にオススメの島】

◆紫月島(仁川市甕津郡)

 紫月島は春になると、海岸道路に沿って桜が満開となり、写真撮影はもちろん、サイクリングをしながら桜の香りを楽しむのにいい場所だ。また、夕日が美しいチャンゴル海水浴場、潮干狩り体験、ククサ峰トレッキングなど見どころ盛りだくさんで、仁川市が指定した紫月島の名物料理である島村ビビンバを味わうことができる。

◆外煙島(忠清南道保寧市)

 保寧市の外煙島には、韓国南西部島しょの植物をまとめて見られる天然記念物第136号常緑樹林がある。そのほかボンファ山散策路に沿って咲く真っ赤な椿を眺められるほか、モンドル海辺、鷹岩、屏風岩、女人岩、まげ岩などさまざまな見どころがある。

◆下花島(麗水市)

 麗水市の下花島は多島海の間に隠れている島で、美しいツツジと海が調和をなし、閑麗海上の秘境を鑑賞することができる。特に、歩いて旅を楽しむことができる花島道、美しい風景を一望できる展望台が有名だ。

◆蝉島(全羅南道新安郡)

 新安郡の蝉島では3月末から4月初めにかけて、水仙祭りが開催される。200万本の水仙が咲き乱れる祭りのほかにも、磯釣りをはじめ、デドク山およびポムドク山登山を楽しむことができ、テナガダコやカジメ料理を味わえる。

◆観梅島(全羅南道珍島郡)

 珍島郡の観梅島では、梅とともに広々とした菜の花畑を眺めることができる。昔からの伝説や民話がたくさんあるパンア島、ハルミジュンドゥレンイグル(洞窟)、空の橋などとともに、満潮のときに上がっていった水が干潮のとき砂利の方に向かって落ちるソドゥルパグル滝が有名だ。

◆ヨンデ島(慶尚南道統営市)

 統営市のヨンデ島は、棚田やツツジが有名だ。この島は韓国を代表する生態島で、エネルギー・ゼロ化を目標にしており、訪問者センターでさまざまなエコ体験をすることができるのが特徴だ。

◆スウ島(慶尚南道統営市)

 統営市のスウ島は、閑麗水道の青い海を眺められることから景色がすばらしいとして知られ、ツツジ、椿、山桜などが村の壁画と調和をなした風景が美しい場所だ。ウンバク山登山やロッククライミングもでき、登山客にもピッタリの場所と言えるだろう。

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