【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ2NE1(トゥエニーワン)のメンバーだったパク・ボムが13日、ソロ活動復帰を前に過去の薬物密輸疑惑について改めて釈明した。

 所属事務所のディーネーションは、この日午後に開かれるソロアルバム「Spring」の発売記念ショーケースを前に、「事実と異なる部分は正してから国内活動を始めたい」として、文書で立場を示した。

 文書では「2010年に国際郵便で米国からアデロールという医薬品を持ち込んだ件について、現在も麻薬密輸や密搬入などの表現で言及されるが、パク・ボムは明白に麻薬を使用していないため、この部分を訂正する」と説明した。

 所属事務所はアデロールの購入には処方箋が必要で、米食品医薬品局(FDA)が正式に承認した合法的な医薬品だと強調。その上で、韓国の法律では麻薬類に分類され流通が禁止されているが当時はこれを知らなかったとして、物議をかもしたことを謝罪した。

 また、パク・ボムはADD(注意欠陥障害)の治療の目的で薬を服用したもので、当時行った尿検査でも成分が検出されず、警察の調査も終了したと明らかにした。

 所属事務所は、パク・ボムが現在も韓国の大学病院で治療を受けているとして、「成分が似た合法的な薬の処方を受けて服用している」と説明。

 その上で「辛い時間があったが再び勇気を出して独り立ちしようとしており、温かく見守ってほしいと切に願う」と強調した。

 パク・ボムは韓国では向精神性医薬品に指定されているアンフェタミン約80錠を国際郵便で搬入しようとした容疑で2010年に仁川国際空港税関に摘発されたが、仁川地検は14年、治療目的で持ち込んだと確認され、立件猶予処分としたと発表した。

 パク・ボムはその後、当時所属していたYGエンターテインメントを離れて現事務所のディーネーションに移籍した。13日午後6時に公開される新曲は、作曲家Brave Brothers(勇敢な兄弟)がプロデュースし、2NE1で一緒に活動したサンダラ・パクがフィーチャリングで参加した。

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