海外投資者らに対して性接待をしたという疑惑が浮上している人気グループBIGBANGのメンバー、V.Iを警察が正式に立件した。

 ソウル地方警察庁広域捜査隊は10日、売春あっせんなどの行為処罰に関する法律に違反した容疑でV.Iを立件した。V.Iは被内査者(捜査機関から内偵捜査を受けている人物)ではなく、容疑者として取り調べを受けることになった。警察はこれと合わせて、V.Iの売春あっせん疑惑に関して同日午前11時、ソウル市江南区のクラブ「アリーナ」で捜査官20人による家宅捜索を行った。

 警察はV.Iの性接待疑惑に関する内容が含まれているコミュニケーション・アプリ「カカオトーク」のやり取りがマスコミを通じて報道されたことから、これまで内偵捜査を行っていた。この報道には、「V.Iは江南のクラブをさまざまなロビー活動の場として利用し、投資者に性接待までしようとした」として、2015年12月にV.Iが設立を準備していた投資会社ユリ・ホールディングスの代表・社員が交わしたカカオトークのやり取りが書かれていた。報道後、YGエンターテインメントと代表は公式見解として、「該当のカカオトークのやり取りはねつ造されたものだ」とコメントしている。

 警察は、V.Iが今月25日に入隊を控えているため、捜査を急ぐ方針だ。警察関係者は「性接待疑惑と関連し被内査者から容疑者にV.Iの扱いを切り替え、証拠を確保するため速やかに家宅捜索の手続きを取った」と語り、近くV.Iを容疑者として再び出頭させ、取り調べをする方針だ。

ホーム TOP