女優コ・アソンが、映画『抗拒:柳寬順物語』(チョ・ミンホ監督)で、独立宣言書の朗読場面を撮影した後、涙が出たと振り返った。

 「BIGISSUE KOREA」は2月28日、ノーギャラで登場したコ・アソンのグラビアとインタビューを公開した。

 コ・アソンは、実在の独立運動家・柳寬順(ユ・グァンスン)を演じるためにかなり努力したという。コ・アソンは「柳寬順記念館に行って黙とうし、アウネ市場や西大門刑務所に行った。メークをして衣装を身に着け、裸足で廊下に立っていると、その瞬間、強烈な感覚があった」と回想した。

 

 コ・アソンは、記憶に残る場面として、独立宣言書を朗読した場面を挙げた。「西大門刑務所8号房の中に合わせて26人の俳優がいた。皆さんと目を合わせながら演技をして、撮影が終わると一緒に泣いた。貴重な経験だった」とコ・アソン。

 『抗拒:柳寬順物語』は1919年3月1日にソウル・鍾路で始まった万歳運動の後、故郷の忠清南道竝川で「アウネ市場万歳運動」を主導した柳寬順が西大門監獄に収監されたおよそ1年間の物語を描いた作品。

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