韓国芸能事件簿
BIGBANGのV.I「クラブの経営に関与していない」
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループBIGBANG(ビッグバン)のV.Iさんが、自身が取締役を務めていたソウル・駅三洞のクラブで昨年発生した暴行事件に対する立場を表明した。
V.Iさんは2日深夜にインスタグラムにコメントを掲載し、「実質的なクラブの経営と運営は私の役割ではなかった」と述べ、暴行事件を巡る責任論に線を引いた。
その上で「クラブに関与することになったのは、BIGBANGの活動が中断され、ソロ活動を始めながら、いつでも気軽に音楽を聞くことができる場所でDJの活動を並行させたいと思ったからだった」と説明した。
同クラブの社内取締役だったV.Iさんは「クラブの広報を担当した。(経営と運営)に最初から関与したわけではないので今回の事件について初めから責任ある姿をお見せできなかったことを深く反省している」と述べた。
暴行事件は昨年11月に発生。現行犯で逮捕された男性が先月28日に、「被害者であるにもかかわらず加害者にされた」としながら警察と同クラブの癒着疑惑を提起したことで、同事件が明るみになった。
クラブは数年間にわたりV.Iさんが運営する店舗として広報されたが、暴行事件が外部に知られる直前にV.Iさんが取締役を退いたことが明らかになり非難を受けた。
V.Iさんは「暴行事件当時、私は現場にいなかった」としながら、数日後にスタッフから話を聞き事件について初めて知ったと説明。事件が円満に解決されることを願ったと主張した。
また、「いかなる場合でも暴力は正当化されない」とした上で、被害者への謝罪の言葉を伝えた。
暴行事件を巡っては、同クラブの従業員が抑制剤を利用し女性を強制的に連れ出そうとしたために起きたとの主張もある。薬物の前科がある従業員が再犯し起訴され有罪判決を受け、クラブの顧客が大麻吸引で処罰を受けたとの報道も出ている。
V.Iさんはこれら報道についても触れ「私が直接目撃したり聞いたことはない。徹底した調査を通じ真相が究明され、罪があれば厳しく処罰されるべきだという思いだ。当時、社内取締役だった私も責任を負うことがあれば、全ての責任を取る」と強調した。