オーディション番組『プロデュース101』シーズン2（Mnet）を通じて結成されたプロジェクトグループWanna Oneの最後のコンサートに対する関心が高まっている。早くも闇チケットなど、違法取引に関するオンライン上での動きがキャッチされているほどだ。

　Wanna Oneは1月24日から27日にかけて、ソウル市内の高尺スカイドームで「2019 Wanna One Concert Therefore」と題するコンサートを開催する予定だ。このコンサートはWanna Oneの1年半にわたる歩みに終止符を打つラスト公演であり、Wanna Oneがメンバーそろってステージに立つ最後の場でもあるという点で、ファンたちの関心を集めている。

　今回のコンサートは四日間にわたり行われ、座席数はおよそ8万席にもなる。現在、チケットはすでに完売している状態だ。

　これをめぐり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）上には闇チケットに関する書き込みが相次いでいる。ある書き込みを見ると、スタンディング席のチケット代が800万ウォン（約80万円）から最高で1000万ウォン（約100万円）台に策定されているという。

　「2019 Wanna One Concert Therefore」のチケット代はスタンディングR席、指定席のR席が11万9000ウォン（約1万1900円）、指定席のS席が10万8000ウォン（約1万800円）だ。

　Wanna Oneの関係者はスターニュースの取材に対し「闇チケットの取引をめぐる状況については認識しており、取引当事者の身元を追跡し、闇チケットの取引が行われないよう対処する方針だ」と語った。