チョン・テグァンが、6年にわたる闘病の末、世を去った。春夏秋冬のメンバーとして、音楽で人々に笑いと感動を伝えてきただけに、ファンも哀悼の意を表した。

 チョン・テグァンはガンで闘病を続けたが、28日午前に息を引き取った。享年56歳。

 チョン・テグァンは2012年に心臓ガンの手術を受けた後も、春夏秋冬のメンバーとして活発に活動した。しかし14年、肩にガンが転移していることが分かり、活動を一時中断した。その後は闘病に集中したが、頭、脊椎などにもガンが転移したといい、多くの人に惜しまれることとなった。

 故チョン・テグァンは春夏秋冬で、80年代中盤にチョー・ヨンピル、キム・スチョル、キム・ヒョンシクなどのセッション・ミュージシャンとして活動をスタートさせた。その後、89年に春夏秋冬のデビューアルバムをリリースし、人気を集めてきた。わけても故人はドラマでさまざまな演奏曲をこなし、ファンから愛された。

 故人の殯(ひん)所(出棺まで棺を安置する場所)はソウル市風納洞のソウル峨山病院に設けられた。出棺は31日午前9時の予定。

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