映画『スイングキッズ』に出演したEXOのD.O.(本名ト・ギョンス)が、休憩時間になるといつもタップダンスを踊っており、靴を履くだけでEXOのメンバーがびっくりしていた、とジョークを飛ばした。

 D.O.は『スイングキッズ』公開を控えた12月10日、ソウル市鍾路区三清洞のカフェでインタビューに臨み、このように語った。人気グループEXOのボーカルとしても活躍しているD.O.は今回、『スイングキッズ』で情熱あふれるタップダンスを踊る捕虜収容所の青年ロ・ギス役を演じ、映画を引っ張った。

 D.O.は「タップダンスでなければ練習する時間が足りなかったかもしれない。けれどタップダンスは、地面に足がついている時間には練習できるから。それで十分に時間をかけることができた」と語った。

 さらに「最初は本当に難しかった。ほかのキャストと特に違うところはない。僕は普段からダンスをしているので、ある程度やりやすいだろうと思っていたけど、最初に教わったときは運動音痴のようだった」「ほかのキャストと違わなかった。映画で演じたギスははダンスの才能に優れているので、普段から本当にたくさん練習した。EXOとしてレッスンするときも、休み時間にはタップダンスを踊ったりした」と語るD.O.。

 また、D.O.は「メンバーがいる場では方言は話さなかったが、タップダンスはメンバーがいるところでやっていたので、うるさいと言われた。それでもやった。うるさいだろうと思ったが、僕はしないといけないので了解を求め、申し訳なく思いながらやり続けた」とジョークを飛ばした。

 さらに「休み時間が長ければタップダンスシューズを履いて、そうでなければそのまま運動靴を履いてやったが、後半になると、タップダンスシューズを履く姿を見るだけで皆がぎょっとした。頼むから履くなって」と言って笑った。

 そうしてD.O.は「その後遺症はまだある。床に足が着いているとタップダンスを踊る。映画は終わったのに習慣が残っている。なぜなのか分からない。今も、足さえ着いていればタップダンスを踊っている」と付け加えた。

 映画『スイングキッズ』は1951年、巨済島の捕虜収容所で、ただ踊ることへの情熱だけで集まった寄せ集めのダンスチーム「スイングキッズ」の胸躍るような物語を描いた作品。12月19日公開。

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