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BLACKPINKのCM「扇情的すぎ」 インドネシア当局が問題視
【ニューデリー聯合ニュース】インドネシア放送委員会が先ごろ、韓国人気ガールズグループのBLACKPINK(ブラックピンク)が出演しているインドネシアのインターネット通販「Shopee(ショッピー)」のCMについて、「扇情的すぎる」との理由で11の地元テレビ局に放送中止を要請した。シンガポール紙ストレーツ・タイムズが13日までに報じた。
同委員会は、メンバー4人がミニスカート姿で登場するこのCMについて、「女性たちが服をほとんど着ずに歌を歌い、ダンスを踊っている」とし、「(インドネシアの)大衆が守る品位と道徳規範に従っていない」と指摘した。また、警告にもかかわらずCMの放送を続ければ処罰すると強調した。
同委員会の決定は、「BLACKPINKの衣装の露出度が高すぎる」としてCMの放送中止を求めた一人の視聴者のオンライン請願に応えたものだった。この請願は12日までに11万2000人の支持を得るほど関心を集めた。
インドネシアはイスラム教徒が人口の9割近くを占めるが、女性の対外活動に比較的寛容とされる。ただ、一部には保守的なイスラム文化も根強く残っている。
BLACKPINKはヒット曲「DDU―DU DDU―DU」で世界的な人気を集めている。来年1月にはインドネシアの首都ジャカルタでも公演する計画だ。