慶尚北道金泉市に韓国で最も長い吊り橋が誕生した。金泉市は釜項ダムを横切る吊り橋の開通式を11月23日に開催。全長256メートルで、これまで韓国で最も長い吊り橋だった忠清南道青陽郡のチョンジャン湖(207メートル)より49メートル長い。幅2メートル、高さ5メートルだ。

 

 釜項ダムの吊り橋は懸垂橋だ。橋を歩くと上下に30-40センチほど揺れる。大人およそ1400人が同時に通行可能で、耐震1等級に設計されており、秒速30メートルの強風、震度7の地震にも耐え得る。吊り橋の両側には金泉市の鳥であるアオサギを形状化した高さ32メートルの塔が設置された。橋の真ん中に透明のガラスが敷かれており、足元に釜項湖を見下ろすことができる。釜項ダムの吊り橋から500メートル離れたところには、韓国で最も高いジップワイヤー(93メートル)た韓国初のスカイウオークなどの体験施設がある。金泉市のキム・チュンソプ市長は「これから釜項ダムの吊り橋に夜間照明を設置し、直指寺や修道渓谷などと結び付け、滞留型生態観光都市にしていきたい」と語った。

ホーム TOP