イ・ソンミンとハン・ジミンが、韓国映画評論家協会賞(映評賞)の主演男優賞・主演女優賞に輝いた。また、最優秀作品賞は『1987』が冠した。

 13日に開かれた第38回韓国映画評論家協会賞(映評賞)授賞式で、最優秀作品賞はチャン・ジュンファン監督の『1987』(制作:ウジョン・フィルム)に授与され、監督賞は『工作』のユン・ジョンビン監督が受賞した。また、『工作』のイ・ソンミンと『ミス・ペク』のハン・ジミンがそれぞれ男女の主演賞を受けた。

 主演女優賞に輝いたハン・ジミンは、受賞の所感で「『ミス・ペク』が世に出るまで長い時間がかかり、少なからぬ困難があった。なので実際のところ、封切りされるだけでも感謝していた。この瞬間も、この賞が夢のように思える。女性の映画、社会的問題を取り上げた映画がもっと多く作られることを希望する。この賞を、また新たなチャレンジへの勇気として、ひるむことなくぶつかってみる俳優になりたい」と語った。

 このほか、『ミス・ペク』のクォン・ソヒョンが助演女優賞、『工作』のチュ・ジフンが助演男優賞のトロフィーを手にした。新人賞は『パク・ファヨン』のキム・ガヒ、『安市城』のナム・ジュヒョクが受賞した。とりわけ『工作』は監督賞・主演賞・助演賞の3冠で、最多受賞の栄誉に浴した。

ホーム TOP