男性アイドルグループ防弾少年団(BTS)のファンが旧日本軍による従軍慰安婦問題を解決してほしいとして寄付をした。

 女性団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」は防弾少年団のファンクラブ「走れARMY」が864万5857ウォン(約87万円)を寄付したと5日、明らかにした。

 「走れARMY」側は「これまで日本軍性奴隷制問題をはじめとする日本の植民地時代の残滓(ざんし)や痕跡などを記憶していたが、話題になった和解・癒やし財団の解散問題をはじめ日本軍性奴隷制問題に関するニュースが最近あるため、日本軍性奴隷制問題を忘れずに正しく記憶するべきだという戒めの気持ちを抱くようになった」と説明した。

 また、「日本軍性奴隷制問題解決のため闘ってこられた被害者たちの名誉と人権が回復するよう、力になれればと思い、自主的に募金を行うことになった」としている。

 防弾少年団のファンたちは、今回の寄付のため自主的に先月16日から26日までの11日間、募金を行ったとのことだ。

 寄付金は同連帯が行っている「日本軍性奴隷制被害者と手を握る20万の同行人」キャンペーンの基金として使われる予定だ。

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