【ソウル聯合ニュース】２００８年に自殺した韓国の女優チェ・ジンシルさんが眠るソウル近郊、京畿道楊平郡の墓地で２日、没後１０年の追悼式が行われた。

　追悼式にはチェさんの息子と娘をはじめ、家族や知人らが参列して故人を悼んだ。

　式の前には、生前に親交のあったタレントのホン・ジンギョンさんが献花する姿も見られた。

　また、ファンクラブ会員らはチェさんをしのび、ソウル・漢江のトゥクソム展望文化コンプレックスで７日まで写真と映画の展示会を開く。

　チェさんは１９８８年に広告モデルとしてデビューし、「約束」「嫉妬」（ともに原題）、「星に願いを」などのドラマに出演してトップスターとなった。

　００年１２月に日本の巨人でもプレーしたプロ野球投手のチョ・ソンミンさんと結婚したが、０４年８月に離婚。その４年後の０８年１０月に自ら命を絶った。その後、実弟で俳優のチェ・ジニョンさんと元夫のチョさんも相次いで自殺し、韓国社会に衝撃を与えた。