俳優ヒョンビンが17日午後、ソウル市三清洞のカフェでインタビューに臨み、「仕事が忙しくて恋愛できない」と語った。

　実際ヒョンビンは昨年、映画『交渉』を撮ってから1カ月後に映画『猖獗』に入り、今年初めまで撮影が行われた。

　現在も、ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』を撮っている最中に『交渉』PRの仕事があり、その後また10月から『猖獗』のPRがある。

　ヒョンビンは「今は特に（恋愛に対する）思いもない」と笑った。

　ヒョンビンは、別の面で考えることや悩みが多くなった、と告白した。人々が自分に望んでいることと自分がやりたいことの接点をめぐる悩みや考え事の方が、はるかに大きくなったという。

　「むしろ20代のころの方が自分のやりたいことをやっていたとすると、今では商業的な作品をかなりやっている。両者の間で接点を探している」とヒョンビン。さらに「どうも人々は僕にラブコメを望んでいるみたい。今、僕が恋愛物をやるとしたら、周りから見ることのできる、僕も味わえるメロドラマをやりたい」と付け加えた。

　ヒョンビンは今月19日公開の映画『交渉』で観客の前に登場する。同作はソウル警察庁最高の交渉人と、タイで人質事件を起こした犯人がモニターを挟んで交渉を繰り広げる様子を描いた映画。ソン・イェジンが警察の交渉人、ヒョンビンが人質犯として出演する。