「どのようにしたら生き方を変えることができるでしょうか。その方法は、自分自身を愛することです」

 人気グループ防弾少年団(BTS)が世界中の青少年に向かって、米国ニューヨークの国際連合本部からこうしたメッセージを投げ掛けた。

 防弾少年団は24日(現地時間)、米国ニューヨークの国際連合信託統治理事会会議場で行われた国連児童基金(ユニセフ)青年アジェンダ「ジェネレーション・アンリミテッド」に出席し、壇上に上がった。

 リーダーのRMはソウル近郊の京畿道高陽市で生まれ、幼少時代を過ごしたと自己紹介。RMは「星を眺めながら、夢を見るのではなく実践しようと思った。僕の体の声を聞こうと思った」とし、音楽がその窓口になったと打ち明けた。そして「僕にとっては音楽という逃げ場があった」と話し、自分の声を聞くまでに多くの時間を要したと説明。

 RMは、誰かが「防弾少年団には未来がない」と言うのを聞いたときはあきらめようかと思ったが、そうではなかったとし、これまでともに歩んできたメンバーたち、「ARMY」と呼ばれるファンたちに感謝の気持ちを伝えた。さらに「失敗したり、短所もあるが、僕の姿をそのまま守っていく」とした上で「宇宙に光る星のように、引き続き自分の役割を果たしていく」と約束した。

 RMは「僕らは自らどうやって生き方を変えることができるだろうか。それは自分自身を愛することだ。皆さん、声を上げてほしい。皆さんのストーリーを語ってほしい」と求めた。

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