JYPエンターテインメントが芸能事務所の時価総額で最高値を更新し、好調をキープしている。

 JYPエンターテインメントは19日の終値が3万6650ウォン(約3665円)で、時価総額1兆2774億ウォン(約1277億円)を記録した。これは、CD制作やマネージメントなどを手掛ける、いわゆる伝統的な芸能事務所形態からスタートしたエンターテインメント企業のうち、終値基準で歴代最高の時価総額で、これまでの最高額はSMエンターテインメントが2012年10月2日に記録した1兆2623億ウォン(約1262億円)だった。

 JYPエンターテインメントは20日にも前日に比べ300ウォン(約30円)高の3万6950ウォン(約3695円)で取引を終えた。時価総額は1兆2878億ウォン(約1287億円)で、1年前の2017年9月20日の9400ウォン(約940円)に比べ4倍近く上昇した。

 JYPエンターテインメントがこのように勢いに乗っているのには、女性アイドルグループTWICEが一役買っている。TWICEは日本での人気を基に、海外で実績を積んでいる。男性アイドルグループGOT7も、メンバーが相次ぎ入隊している2PMの空白を埋めるかのように活躍している。また、新人グループStray Kidsも注目を集めている。

 さらに、JYPエンターテインメントでは中国人メンバーからなる男性アイドルグループ2組、日本人で構成された女性アイドルグループ1組がデビューを控えており、今後の見通しも明るく、国内外の投資家たちの期待を集めている。

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