女優イ・ナヨンが4日、第23回釜山国際映画祭（BIFF）公式記者会見に出席し、オープニング作品に選ばれた『ビューティフル・デイズ』で久々に復帰することへの思いを語った。

　『ビューティフル・デイズ』は、ある脱北女性が体験する厳しい人生を描いた作品。イ・ナヨンは「韓国の女優として最も待ちこがれ、期待される映画祭。しかも映画を愛する多くの人々がお越しになる場で、私たちの『ビューティフル・デイズ』を披露できて非常に光栄に感じる。どのように見てもらえるのか気になる」と語った。

　同作を選んだ理由を尋ねる質問に対し、イ・ナヨンは「台本を見たとき、びっくりした。まさに、私がすごくやりたかった形式とキャラクターだった。シナリオを読んですごく面白く思い、読んですぐ心を決めた」「このキャラクターは、決して甘くない悲劇的な事件に見舞われても、人生に負けることなく堂々と生きていくキャラ。監督さんがうまく表現してくださったようで、快く決めた」と答えた。

　第23回釜山国際映画祭は10月4日に開幕し、10日間にわたり釜山一帯で開かれる。