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月明かりの下で楽しむ幸州山城夜行
京畿道を代表する文化遺跡である幸州山城が光に包まれる。光で幸州山城の戦いのストーリーを描くイベント「幸州山城月光夜行、幸州山城を月が照らす」が8月31日から9月2日まで、そして9月7日から9日までの2回に分けて、幸州山城で開催される。
「幸州山城を月が照らす」をテーマにした今回のイベントは、ニューメディアショーと夜間景観からなる。ニューメディアショーは先端技術と光を駆使し、幸州山城の戦いという歴史的事実を大衆的な目線で解きほぐす。夜間景観は、幸州山城の景観、施設などに光をまとわせることで、イルミネーションや夜間フォトゾーンを楽しめる。
◆メディアファサードショー
幸州山城のメイン散策路に沿って大捷碑まで続くホログラムと3Dメディアファサードショーは、今回のイベントのハイライトだ。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の3大大捷の一つである幸州山城の戦いを、六つのテーマの光の物語で描く。3Dマッピングで演出した権慄(クォン・ユル)将軍の登場から日本軍3万人を破った劇的なストーリーを、先端ニューメディアを通じて楽しむことができる。歴史的空間と華やかな照明、音楽が光というテーマの下で調和をなすことによって幸州山城の戦いを再現し、単純な話の次元を超え、劇的な効果を感じられる。
◆幸州山城月光公演
また、8月31日から9月2日まで三日間にわたり観覧することができる幸州山城月光公演もある。幸州山城・忠荘祠を背景にホログラムと国楽がマッチする「実景フュージョン国楽公演」は三日間、一日3回ずつ(19時/20時/21時)開催される。
そのほかにも伝統衣装を着て青紗灯籠(とうろう)とともに幸州山城をめぐる「衣装を着て月光ツアー」、夜間フェイスペインティング、星座タロットなど、独特な夜間プログラムが無料で楽しめる。