夏休みシーズンの8月を迎え、海洋水産部（省に相当）が涼しい海で楽しむことができるイベントを開催する。釜山や浦項で楽しめる海洋レジャーウイークや束草で開催される海洋スポーツ祭典を紹介しよう。

◆大韓民国国際海洋レジャーウイーク

　8月10日から釜山の松島海水浴場、浦項の迎日台海水浴場では韓国最大規模の海洋レジャーフェスティバルである「大韓民国国際海洋レジャーウイーク2018」が開催される。海洋レジャーウイークはこれまで釜山で開催されていたが、今年は地震の被害により低迷している浦項エリアの経済活性化を目的とし、浦項でも同時に開催される。イベントの開幕式ではさまざまな文化公演とともにヨットの上で楽しめる各種公演、歌手らによるコンサートなどからなる「海よ遊ぼうヨットお試し：ヨスキング」と題するイベントが開催される予定だ。

◆全国海洋スポーツ祭典

　8月16日から4日間にわたり、江原道の束草海水浴場や青湖洞の海岸では韓国最大規模の総合海洋スポーツ大会である「第13回全国海洋スポーツ祭典」が開催される。今回の大会には選手や役員、同好者らおよそ1万人が参加し、ヨットやカヌー、トライアスロンなど8種目で410個の金・銀・銅メダルをかけて技を競い合う。

　全国海洋スポーツ祭典は海洋レジャースポーツの底辺拡大を目指し、2006年に慶尚北道蔚珍郡で最初に開催され、13回目を迎える今年は海洋レジャースポーツの競技のほか、より多様で豊かな見どころ、楽しみが用意されている。

　17日午後7時から束草海水浴場特設ステージで行われる開会式では、DavichiやKisum、チャン・ミンホ、ソ・ジオ、チンソンら有名アーティストたちの公演を楽しむことができる。また、バナナボートやモーターボート、飛び石渡りなど、およそ20種の体験プログラムのほか、海の絵葉書づくり、フェイスペインティングなど、一般の人たちが参加することができるさまざまな文化イベントが企画されている。