万能エンターテイナー、故ユ・チェヨンの4回忌を迎えた。故人の夫は、妻が世を去ってから4年になる24日、故人のファンサイトに淡々としているが切なさに満ちた一文を寄せ、見守る人々から惜しまれた。

 故人の夫は24日午前にアップした一文で「きょうは大丈夫だろうと思っていたが、そうではなかった…。まだ大丈夫ではなく…。すごく涙が出る。息が苦しくて頭が痛いほど」と打ち明け、さらに「君の歌をうたおうと思ったがうまくいかない。君の歌を聞くのが好きだったのに…。世を去ってから4年になった」と記した。

 次いで故人の夫は「10年経っても20年経っても、ずっとユ・チェヨンの夫であり続けるように。僕が愛する妻は君一人だけだから。約束する。そして、この約束だけでも守る。君を守ってあげるという約束は守れなかったから」と告白した。

 さらに「少し前にかなり苦しく、心臓がよくなかったようだ。けれどもあまり心配してない。君が世を去った後、死は恐ろしいものではなくなかったから。天で許されるのなら、今日にも世を去りたいから…。すごく会いたい、僕の愛する人」と記して一文を締めくくった。

 歌手として、女優として、万能エンターテイナーとして活躍してきたユ・チェヨンは2008年に結婚し、幸せな家庭を築いたが、13年10月に末期の胃ガンと診断され、14年7月24日に世を去った。享年41歳。闘病当時、妻を傍らで見守っていた夫は、その後もファンサイトに文章をアップし続け、妻への切ない恋しさを表現してきた。

 歌手としてはもちろん女優、タレントなど多方面で活発に活動し、ファンを楽しませてきたユ・チェヨンだっただけに、突然の死去のニュースはファンや韓国芸能界の仲間に大きな悲しみをもたらした。

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