2018カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた是枝裕和監督の映画『万引き家族』が、日本で観客動員300万人を突破した。

 (株)tcastによると、『万引き家族』は先月8日に日本公開が始まり、今月14日までに305万1817人の観客を動員、興行収益は37億2599万2500円を記録し、2018年の日本映画ヒット記録を更新している。既に、是枝監督のこれまでの最高ヒット作だった『そして父になる』の記録を全て上回っている。

 『万引き家族』は、今月26日に韓国でも公開されるのに合わせて、封切り三日後の29日に是枝監督が韓国を訪れることが確定する等、韓国の観客からも注目されている。

 『万引き家族』は、祖母の年金と万引きした品物で生きているある家族が、たまたま道で震えていた5歳の少女を連れていって一緒に暮らすようになる中で起こる、ある意味で「普通の家族」の物語を描いた作品だ。

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