歌手で俳優のシン・ソンウが20年前からストーカー被害を受けていることを打ち明けた。

 時事教養番組『ヒューマン・ドキュメンタリー人が好き』(MBC)では10日午後、シン・ソンウの人生に関するエピソードが放送された。

 シン・ソンウはこの日、自宅の警備システムに神経を使っている理由について「過度な関心をお持ちのファンの方が(僕に対する)満足感を得られず、それが憎悪に変わり、ストーキングしている。そのため保安に神経を使っている」と語った。

 シン・ソンウの熱狂的ファンが、数百個のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のアカウントを使って脅迫のメッセージを送りつけるだけでなく、家にも訪ねてきたことがあるという。これについてシン・ソンウは「僕のEメールをハッキングしたり、『私だよ』と言って電話をかけてきたこともある」と説明。

 シン・ソンウはこのファンについて「その人はとんでもない話や誹謗(ひぼう)中傷する書き込みをして僕の家族に手を出している。子どものためにも防がなければならないと思う。僕のせいで家族が困難に陥ってはならない」と語った。

 なお、シン・ソンウは2016年12月に結婚した後、さらにストーキングが深刻化しており、それまで我慢していた法的対応も視野に入れて悩んでいるという。

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