最低賃金の引き上げ、食材の価格高騰などにより、2018年3月に外食費や加工食品の価格が一斉に上昇したという調査結果が出た。

 韓国消費者院が統計庁から集めた価格データを基に分析した結果、3月にキムパプ(韓国式のり巻き)やチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)、サムギョプサル(豚ばら肉の焼き肉)など代表的な外食メニューの価格が前年同期に比べアップしていることが分かった。

 キムパプは5.9%で最も上昇率が高く、チャジャン麺は4.0%、サムギョプサル・ビビンバは3.5%で後に続いた。そのほかカルグクス(韓国式うどん)3.2%、参鶏湯(サムゲタン=丸鶏の中に韓方薬の材料やもち米を詰めたスープ)3.1%、キムチチゲ定食2.4%の順で価格が上昇していることが分かった。

 消費者院は「キムパプやチャジャン麺は昨年3月以降、価格が上がっており、サムギョプサルは昨年3月から引き続き価格が上昇していたが、先月から下落傾向にある」と説明した。

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