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王宮で楽しむ音楽会、今春のオススメ6選は?
今春、景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮などソウル市内にある王宮で宮中文化祝典イベントが開催される。今年は音楽を愛していた世宗大王の即位600周年を迎えるだけに、宮中文化祝典では伝統音楽からフュージョン国楽(韓国の伝統音楽)、クラシックに至るまで、よりいっそう豊かな公演が企画されている。
第4回宮中文化祝典のプログラム全体に関する詳しい内容は、宮中文化祝典ヌリジプで確認することができる。
【宮中文化祝典王宮音楽会】
◆景福宮・慶会楼夜間音楽会
慶会楼夜間音楽会は、1枚の絵のように神秘的な慶会楼の夜を背景に開催される。今回の公演は、景福宮夜間観覧チケット購入者だけが見ることができる特別イベントで、安山市立国楽団、天安市忠南国楽管弦楽団、光州市立国楽管弦楽団が出演し、国楽や伝統舞踊、クラシックなど、さまざまな音楽を聴くことができる。
日時:4月29日(日)-5月5日(土) 20:00~21:00
場所:景福宮・慶会楼
構成:国楽、伝統舞踊、クラシック
◆景福宮・王宮音楽会
景福宮・王宮音楽会は、フュージョン国楽と室内楽演奏グループの公演で構成される。特に世宗大王の時代、集賢殿(研究機関)として使用され、「訓民正音」創製の歴史的背景となった修政殿で開催されるということで、よりいっそう意義深い。
日時:4月28日(土)-5月3日(木) 15:30~16:15
場所:景福宮・修政殿
構成:フュージョン国楽、室内楽演奏
◆景福宮・奚琴特別公演「王后の宴会」
景福宮・康寧殿の月台では奚琴(ヘグム、韓国の伝統楽器)特別公演「王后の宴会」が開催され、清らかな奚琴の魅力を感じることができる。
日時:5月4日(金)-5月6日(日) 15:30~16:00
場所:景福宮・康寧殿
構成:奚琴公演
◆昌徳宮・ 楽善斎花階小さな音楽会
昌徳宮では一日に2回、「楽善斎花階(階段式の花壇)小さな音楽会」が開催される。楽善斎の裏にある花階を背景に繰り広げられ、春の情緒を満喫することができる。国家無形文化財第97号厄払いの舞の履修者ペク・キョンウの踊りだけでなく、世界を舞台に創作活動を行っている国楽グループ「アンサンブルシナウィ」、笛音楽の新たな分野を開拓する「アンサンブル・フヨ」など、毎日新しい公演が繰り広げられる。
日時:4月29日(日)-5月6日(日) 14:00、16:00
場所:昌徳宮・楽善斎花階
構成:国楽、フュージョン音楽、厄払いの舞など
◆徳寿宮夜間音楽会「徳寿宮の旋律」
朝鮮と大韓帝国の歴史が染み込んでいる徳寿宮では、夜間音楽会「徳寿宮の旋律」が開催される。KBS交響楽団、ヨン・インピル・ハーモニック・オーケストラなど、韓国有数の管弦楽団が出演し、都会の夜景とマッチしたクラシック演奏を聴かせてくれる。ともすると難しく思われがちなクラシック音楽を理解しやすく解説してくれるプログラムも用意されている。
日時:5月3日(木)-5月5日(土) 19:30~20:30
場所:徳寿宮・中和門前
構成:クラシック
◆昌慶宮・王宮音楽会
王室の住居空間で、王族の人生が染み込んでいる昌慶宮でも音楽会が開催される。昌慶宮・通明殿で繰り広げられる「昌慶宮王宮音楽会」は、国楽はもちろん、クラシック、フュージョン音楽などで構成されている。
日時:4月28日(土)-5月5日(土) 19:10~19:50
場所:昌慶宮・通明殿
構成:国楽、クラシック、フュージョン音楽