俳優チュ・ジフンが映画『工作』を引っさげ世界3大映画祭の一つ、カンヌ国際映画祭に出席する。

 所属事務所キーイーストは30日午前、チュ・ジフンが『工作』を手掛けたユン・ジョンビン監督、ファン・ジョンミン、イ・ソンミンとともに、5月10日にフランス・カンヌへ向かう予定だと発表。

 『工作』は1990年代半ば、「黒金星」というコード・ネームで北朝鮮による核開発の実態を暴いていた国家安全企画部(現在の国家情報院)のスパイが南北の権力者たちによる水面下での取引を知ったことから繰り広げられるストーリーを描く、実話をモチーフにしたスパイ劇。チュ・ジフンは北朝鮮の保衛部課長役を演じ、南北によるスパイ合戦をリアルに描き、緊張感をいっそう高めるものとみられる。

 この作品は、12日に第71回カンヌ国際映画祭執行委員会がミッドナイト・スクリーニング部門に招待したとして話題を集めていた。

 カンヌ国際映画祭に招待されたとの知らせを聞いたチュ・ジフンは「カンヌ国際映画祭に招待されたことで映画『工作』の先陣を切ることになり、うれしく思う。名だたる国際映画祭でよい評価を受けることができたらうれしいし、韓国公開を待っている観客の皆さんにも誇らしい気持ちで見ていただけるだろう」とコメントした。

 

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