慶尚北道安東市内を流れる洛東江の周辺が美しい公園として整備される。
 安東市は安東ダムと臨河ダムから始まり、河回村付近のクダムボまで、洛東江周辺を文化・公演・体験空間として造成する、と3月25日発表した。市は昨年5月に洛東江水辺公園化事業に関する用役を依頼。事業費1000億ウォン(約100億円)が投じられる洛東江辺公園は、総49キロメートルに達する。太華洞オガゴルから安東大橋まで、洛東江沿いには花き景観団地を設ける。安東鉄橋から安東大橋までは、家族余暇公園とRC体験場ができる。

 さまざまなレジャー&スポーツ空間も整備される。映湖大橋とオガゴルの間にはグラウンド・ゴルフ場をつくり、既存のインラインスケート場を拡張し、スケートボードやローラースケートなどを楽しめる場所として使用することに。洛東江近くの音楽噴水周辺には野外公演場ができ、フードトラックが並ぶ空間になる。この一帯には水上レジャースポーツを楽しめる施設ができる。聖喜女子高校前の河川敷にはキャンプの森や水遊び場が設けられる。西安東大橋付近の豊山邑桂坪里一帯は芸術家の活動空間や砂像フィスティバルの会場に、豊山邑マエ公園には300メートルのデッキや休憩所、生態探訪路、カヌー体験場を建設する。臨河ダムの下流に当たる臨河面川前里には慶尚北道畑作農機具実証試験施設と連携し、ヨシ原散策路、ハス庭園など、農業生態公園を造成する予定だ。クォン・ヨンセ安東市長は「今年8月に基本計画用役が完了すれば、休息やヒーリング、観光および生態教育の資源として活用される洛東江公園造成事業を本格的に推進する方針だ」と語った。

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